Interview

お客様インタビュー

税理士法人永瀬事務所

税理士・市川 努様

荒川区で50年以上続く税理士法人が挑んだ「初めてのダイレクトリクルーティング」 ——「専門職だから難しい」を覆す。理想の人材に出会えた採用ストーリー

採用人数:1名
・税理士アシスタント(MS Jobs経由)1名

採用成功のポイント

1)経営・組織理解に基づく“戦略的パートナー採用”
単なるスカウト代行ではなく、事業内容や組織構造、過去の採用事例など深く理解し、採用支援を行いました。その上で今回の採用と向き合うことで、戦略設計のスピードと精度を高めました。

2)専門職種に最適化されたスカウト設計と媒体選定
「税理士科目合格者」という限られた市場の中で、媒体ごとの特性とデータ傾向を踏まえたハイブリッド戦略を実施。リクルートダイレクトスカウトで母集団を形成しつつ、MS Jobsでより決定確度を高めるアプローチを行うなど、コストを抑えながらも反応率を最大化する設計が奏功しました。

3)求人表現とターゲット要件のブラッシュアップ
採用支援を通じて、求人原稿の表現やターゲット設定を細かく見直し。「応募される」求人ではなく、「選ばれる」求人へと改善したことで、面接到達率・候補者の質の双方が向上しました。また、採用要件を柔軟に調整しながら、より現実的かつ魅力的な訴求を実現できた点も成功要因の一つです。


ご支援内容

■採用戦略の立案・策定

■採用チャネルの選定

■求人管理

■スカウト運用(リクルートダイレクトスカウト・MS jobs)

■応募書類スクリーニング

■人事アシスタント

■分析・振り返り


貴社について教えてください

1972年の創業以来、荒川区を中心に中小企業様や個人のお客様の税務サポートを行っています。これまでに1,000社を超えるお取引実績があり、税務顧問・申告対応に加え、近年では相続・事業承継といったコンサルティング領域にも注力しています。

また、創業者(現代表の父)が国税庁出身という背景もあり、税務署との信頼関係も深く、安定した経営基盤を築いています。

採用を開始するきっかけとなった背景を教えてください

税理士アシスタントとして勤務していた2名の社員が、ライフイベントを機に退職することになったのがきっかけです。

1名は家庭の事情で残業が難しくなり、事業会社の経理職へ。もう1名は大学院進学により、税理士を目指す学業専念のための退職でした。

一方で、5月には育休から1名が復職しました。彼女は大手プロフェッショナルファームの出身でマネージャークラスを務めていた実力派で、現在は9時〜16時の時短勤務ながらも大きな戦力として活躍しています。

ただ、こうした動きの中で中核人材(40代前後)の不在や、資格・経験を持つ人材の減少といった課題が顕在化してきました。

どのような採用課題がありましたか?

税理士である私自身が採用を兼務しており、どうしても業務との両立が難しい状況でした。
エージェントを中心に採用活動を進めていましたが、書類選考や面接調整に時間が割けず、採用が後手に回ってしまうことが多かったです。

特に、「税理士科目合格者」や「実務経験のある方」といった専門職種の人材は市場に少なく、反応率も低いため、なかなか母集団を形成できませんでした。

なぜ弊社にご依頼をいただいたのでしょうか?

アンドワークスさんとは、当法人の税務顧問としてお付き合いがあり、どのような採用ご支援をされているのか、明確であったこと。

また代表・喜田さんには、前職リクルート在籍時にも当法人の採用を担当いただき、当時3名の採用成功に繋げていただいた実績があります。事業内容や組織のことも深く理解してくださっていました。

採用ターゲットや業務内容を正確に把握した上で支援してもらえる安心感があり、今回も「ぜひお願いしたい」と考えました。

どのような点が貴社にとってメリットになりましたか?

まず、単なるスカウト代行に留まらず、「どうすれば理想の人材に届くか」を一緒に設計してくれた点が印象的でした。採用媒体の選定から、スカウト文面の改善、候補者の行動傾向の分析まで、データと現場感の両面から伴走してもらえました。

「科目合格者」という専門性の高い層をターゲットにした採用では、初期費用がかからず登録数が多い「リクルートダイレクトスカウト」と、経理・財務に特化した「MS Jobs」の活用をご提案いただき、推進していきました。

データベースの枯渇状況や返信率の傾向を可視化してくれたことで、使い分けの判断がしやすく、結果的に限られたコストの中で最も効果的な戦略を取ることができたと感じています。

また、スカウト運用だけでなく、採用要件の見直しや求人原稿の表現まで細かくブラッシュアップしてもらえたことで、面接到達率や候補者の質が向上しました。単なる「運用代行」ではなく、採用パートナーとして戦略を共に考えてくれる存在である点が、最大のメリットでした。

最後に一言メッセージをいただけますでしょうか?

今回の採用では本当にお世話になりました。候補者様から内定承諾の連絡をいただいたときは、思わずガッツポーズしてしまいました!

今後も継続的に採用を進めていく予定です。これからもアンドワークスさんと一緒に、より良いチームづくりを目指していければと思っています。